王毅氏のシンガポール、マレーシア、カンボジア歴訪について外交部が説明

人民網日本語版 2023年08月10日15:33

王毅中共中央政治局委員(外交部長)のシンガポール、マレーシア、カンボジア歴訪について、外交部(外務省)報道官が9日、記者の質問に答えた。

【記者】王毅氏のシンガポール、マレーシア、カンボジア歴訪について中国側の考えを聞かせていただけるか。中国は3ヶ国との関係を現在どう見ているか。

【報道官】習近平国家主席が人類運命共同体という理念と「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブを打ち出してから今年で10年になる。東南アジア諸国は人類運命共同体という理念の実践において常に前列を歩んでおり、中国にとっては「一帯一路」共同建設協力の重要なパートナーだ。中国とシンガポール、マレーシア、カンボジアとの関係は現在、良好な発展基調を維持している。中国とシンガポールは包括的で質の高い、先見性あるパートナーシップを構築し、中国とマレーシアは運命共同体の共同構築について合意し、中国とカンボジアは現在、高い質とレベルと基準で新時代の中国カンボジア運命共同体を積極的に構築している。

中国は今回の訪問を通じて、東南アジア3ヶ国と戦略的な意思疎通を強化し、中国シンガポール関係の新たな位置付けをしっかりと実行に移し、中国マレーシア運命共同体と中国カンボジア運命共同体の構築を深めて着実なものにし、質の高い「一帯一路」共同建設協力を深め、双方関係を新たな段階へと押し上げ続けることを望んでいる。また、3ヶ国と共同でグローバル発展イニシアティブ、グローバル安全保障イニシアティブ、グローバル文明イニシアティブの実行を推進し、経済回復を促進し、平和と安寧を維持し、交流と相互参考を深め、地域、さらには世界の平和・安定と発展・繁栄に一層貢献することを望んでいる。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年8月10日

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