第1回中国牛交易大会が内蒙古で開幕

人民網日本語版 2023年08月25日13:52

8月23日、中国各地の牛が展示された第1回中国(2023·内蒙古)牛交易大会。

8月23日、中国各地の牛が展示された第1回中国(2023·内蒙古)牛交易大会。

内蒙古(内モンゴル)自治区興安(ヒンガン) 盟科爾沁(ホルチン)右翼中旗で8月23日、第1回中国(2023·内蒙古)牛交易大会が開幕し、牛産業のプロジェクト契約額が30億元(1元は約20.1円)に達した。中国新聞網が報じた。

今大会には、専門家フォーラムや牛の取引、乳製品体験の3部門が設置され、中国の20省・市の企業200社以上、牛産業と牧草業・牧畜業などの企業家、専門家500人以上が参加している。

オークションにかけられた牛(撮影・梁永峰)。

オークションにかけられた牛(撮影・梁永峰)。

科爾沁右翼中旗は、「黄金の草原帯」で、「肉牛飼育に最も適したエリア」に位置し、内蒙古自治区の牧畜業が盛んな33旗・県の一つだ。

同日開催された牛産業投資誘致プロジェクト調印式では、企業20社が、興安盟の5旗・県・市と20プロジェクトを実施することで合意し、その契約額は30億元に達した。会場では、牛の評定・授賞・オークションも開催され、最高落札価格は1頭86万元に達した。

科爾沁右翼中旗で飼育されている肉牛は、2018年の26万頭から、今年には50万頭まで増えた。また、牛農家と合作社は、2018年の1万5000軒と200社から、3万軒と400社にまで増えた。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年8月25日

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