习专栏

2025年に北京国際科学技術イノベーション中心地がほぼ形成へ

人民網日本語版 2023年05月19日09:45

科学技術部(省)は17日、公式サイトで「習近平総書記の重要指示の貫徹・実施 北京国際科学技術イノベーション中心地建設の加速的な推進の活動案」を発表した。同活動案は、2025年に北京国際科学技術イノベーション中心地をほぼ形成し、世界の科学の先端を行き、新興産業技術イノベーションの発展の地、世界のイノベーション要素の集積地になることを明確に打ち出した。科技日報が伝えた。

科学技術部、北京市人民政府、国家発展改革委員会などの12当局が通達した同活動案は、世界主要科学中心地の建設、世界主要イノベーション先進地建設などをめぐり、具体的な目標を打ち出した。▽社会全体の研究開発費の対GDP比を6%前後で保ち、基礎研究経費の研究開発費に占める割合を17%前後にする▽ハイテク産業付加価値額を1兆2000億元(1元は約19.6円)以上にし、デジタル経済付加価値額の年間平均成長率を7.5%前後で保ち、技術契約成約額を8000億元以上にすることなどが含まれている。

同活動案は、国家実験室体制を形成するとした。▽北京市の全国重点実験室を最適化・再編する。国家実験室や全国重点実験室などの資源の力を統合し、科学研究体制を横断し、学際的なイノベーションネットワークを形成する。▽世界クラスの重要科学技術インフラクラスタを加速的に完成させ、エネルギー、宇宙、生命、物質、地球科学、情報知能などの重点分野に焦点を当て、総合的で過酷な条件下の実験装置、地球システム数値シミュレーション装置、高エネルギーシンクロトロン放射光源、マルチモーダルクロススケールバイオ医学イメージング設備などのビッグサイエンス装置を完成させ運営する。

同活動案は特に、技術の主導権を持つ産業クラスタを形成するとした。北京国際科学技術イノベーション中心地を中核・牽引力とし、北京・天津・河北の優位的な産業・資源を連携させ、次世代情報技術産業クラスタを構築し、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、モノのインターネット、ブロックチェーン、仮想現実、情報安全などの先進的な発展を推進する。スマート製造産業クラスタを構築し、集積回路、新エネスマート(コネクテッド)カー、ロボット、スマート設備などの発展を支援し、スマートコネクテッド「路車クラウドネットワーク図」サポート体制などを計画・建設する。インターネット3.0、人工知能、光電子、低炭素技術などの重点先端分野をめぐり、未来産業の発展を計画し、未来産業科学技術パークの建設を開始する。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年5月19日

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