米商務長官が訪中　中国商務部「経済貿易問題で中国の立場伝える」

米国商務省のジーナ・レモンド長官が8月27日から30日まで中国を訪問する。中国商務部（省）の束珏婷報道官は24日、「中国は関心を寄せている経済貿易問題を巡り米国に対して中国の立場を表明すると同時に、経済貿易における溝を埋め、実務協力を推進することについて米国と踏み込んだ話し合いを行うことを期待している」と述べた。

束報道官は、「中国は最近の二国間貿易・投資が直面する一部の困難と課題に注目しており、これは米国が実施する一連の一国主義・保護貿易の措置と密接に関連するものだ。中国は引き続き米国に対して経済貿易関連の関心を伝え、双方の企業が貿易投資協力を展開するために公平で安定したビジネス環境を創出するよう努力する」と述べた。

最近、中米貿易額は減少し続けている。中国側の統計では、今年1-7月の中米貿易額は前年同期比で9.6％減少し、そのうち中国から米国への輸出が同13％減少した。また、バイデン米大統領は半導体、量子コンピューター、人工知能（AI）の3大分野における米国企業の対中投資を制限する大統領令に署名した。（編集KS）

「人民網日本語版」2023年8月25日