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<企画>2023年1-6月の経済情勢に関するデータを発表 中国

人民網日本語版 2023年07月25日15:04

中国はこのほど、関連データを発表し、2023年1-6月の経済情勢に関して報告した。」

▷消費市場の運営状況


国家統計局の統計によると、上半期(1-6月)の社会消費財小売総額は22兆2758億元で、前年同期比8.2%増となり、第1四半期(1-3月)から2.4ポイント上昇した。

国家統計局の報道官で国民経済総合統計司(局)の付凌暉司長(局長)は、需要を見ると、経済成長は昨年は主に投資と輸出が牽引していたが、今年は主に消費と投資が牽引するように変化したと指摘する。特に消費の経済成長への寄与は著しく高まっている。今年上半期、最終消費支出の経済成長への寄与率は70%を超えた。

これに対し、2022年の最終消費支出の経済成長への寄与率は32.8%に過ぎず、消費の回復傾向は明らかである。

▷対外貿易の状況


上半期の中国の対外貿易輸出入額は前年同期比2.1%増となり、同期の過去最高を更新した。

税関の統計によれば、1-6月の中国の物品貿易輸出入総額は前年同期比2.1%増の20兆1000億元に上り、そのうち輸出は同3.7%増の11兆4600億元、輸入は同0.1%減の8兆6400億元だった。

▷外資導入の状況


上半期に中国で新たに設立された外資系企業は前年同期比35.7%増の2万4000社に上り、中国の実行ベース外資導入額は同2.7%減の7036億5000万元だった。

投資元国を見ると、上半期は先進エコノミーからの対中投資が安定成長を保った。そのうちフランスは前年比成長率が最も高い173.3%に達し、英国は135.3%でその後に続いた。日本は53.0%増、ドイツは14.2%増だった。

産業別に見ると、上半期は中国のハイテク産業の外資導入額が同7.9%増で、同期の実行ベース外資導入額全体に占める割合は3.9ポイント上昇の39.4%に達した。そのうちハイテク製造業は同28.8%増だった。

▷対外投資の状況


上半期の対外投資協力は安定的に発展し、非金融分野の対外直接投資は前年同期比22.7%増の4316億1000万元に達した。グリーン、デジタル、ブルーエコノミーといった新分野での協力が絶えず拡大した。年初以来、中国はブラジルなど4ヶ国との間で関連の協力覚書に新たに調印し、累計41ヶ国と関連分野の協力を行った。対外請負工事の質と効率が向上した。上半期の完成工事高は同7.0%増の4901億元となり、複数の重点プロジェクトの建設・運営が安定的に推進された。

▷関連データ


・中国上半期のGDPが5.5%増

上半期には国内総生産(GDP)が59兆3034億元に上り、不変価格で計算すると前年同期比5.5%増だった。5.5%の成長率は昨年通年の経済成長率3%を明らかに上回り、今年第1四半期の4.5%も上回った。

上半期雇用情勢は引き続き安定

上半期には都市部の新規雇用者数が678万人に上り、通年の目標の57%を達成した。

・住民所得の安定的な増加

上半期、全国住民の1人当たり可処分所得は1万9672元だった。名目増加率は前年同期比6.5%で、第1四半期に比べ1.4ポイント上昇し、物価要因を差し引いた実質増加率は5.8%で、2.0ポイント上昇となった。

・物価上昇は依然低水準

上半期の全国消費者物価指数(CPI)は前年同期比で0.7%上昇し、第1四半期から0.6ポイント低下した。これは約3%のコントロール目標の範囲内である。

(編集JZ

「人民網日本語版」2023年7月25日

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