呉江浩駐日大使「中日は文化を含む各分野で実務協力を強化すべき」

人民網日本語版 2023年09月18日13:51

中国の呉江浩駐日大使は15日、東京富士美術館で開催される「中日平和友好条約締結45周年 世界遺産 大シルクロード展」の開幕式に出席し、スピーチを行った。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。

呉大使は「シルクロードは東洋と西洋を結ぶ経済・貿易の道であると同時に、文化交流と民心の通じ合いの道でもあった。シルクロードは東は日本まで到達し、日本文化が豊かになり、発展するうえで積極的な役割を果たし、深く広範な影響を及ぼした。この展覧会を見学することで、シルクロードの文化と歴史を再認識し、古代における異なる文明間の交流と共同発展を感じた。これはまさに習近平総書記の打ち出した人類運命共同体の構築というイニシアティブの意味するものでもある。私たちは、国際協力を絶えず強化し、人類運命共同体の構築促進のために新たな原動力を注ぐべきだ」と指摘。

「今年は中日平和友好条約締結45周年、東京富士美術館の設立者である池田大作氏が中日国交正常化を呼びかけてから55周年に当たる。記念すべきこの年に開催されるこの展覧会には、特別な意義がある。双方は条約の精神に立ち返り、両国首脳間の重要な共通認識を指針とし、文化を含む各分野で実務交流を強化し、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築を推進するべきだ。今回の『大シルクロード展』が両国民の友好と相互理解を一層深める上で積極的な役割を果たすことを期待する」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年9月18日

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