【習主席の首脳外交】新たな章を開く中国・ザンビア関係

習近平国家主席は9月15日、国賓として中国を訪問したザンビアのヒチレマ大統領と北京の人民大会堂で会談した。両国首脳は、中国とザンビアの関係を包括的な戦略的協力パートナーシップに格上げすることを発表した。新華社が伝えた。

ヒチレマ大統領は会談で、中国式現代化という指導理念・原則を高く評価し、中国の発展の経験を学び、参考にしたいとした。ヒチレマ大統領は江西省、福建省、深セン市も視察訪問した。習主席は「中国式現代化の成功は、世界に現代化モデルの多様性を示した。中国の質の高い発展と現代化のプロセスは、ザンビアを含む世界各国に引き続き新たなチャンスをもたらしていく」とした。

習主席は会談で、「中国はアフリカ諸国の自主独立の発展路線を断固として支持し、アフリカ諸国が世界の政治・経済・文明の発展において重要な一極となることを断固として支持する。中国はザンビアを含むアフリカ諸国と共に、『アフリカ工業化支援イニシアティブ』を含む中国・アフリカ首脳対話の成果をしっかりと実行に移し、戦略の連携を強化し、各分野で協力を深め、アフリカ諸国が自力で発展する能力を絶えず高め、経済回復と持続可能な発展を実現することを支援し、手を携えて新時代の中国アフリカ運命共同体を構築することを望んでいる」とした。

両国関係は、外的環境の変化に左右されない「全天候型友人」から、包括的な戦略的協力パートナーシップへと格上げされ、新たな章を開いた。両国首脳の指導の下で、中国とザンビアの協力は絶えず多くの成果を収め、両国関係のより高い水準、より広い領域への発展を促進している。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年9月20日