【習主席の首脳外交】習主席が返信で南アフリカの若者を温かく激励

習近平国家主席はこのほど、南アフリカのダーバン工科大学孔子学院の教員と学生からの手紙への返信で、中国語をしっかり学び、中国と南アフリカの友好事業の継承と発展、中国とアフリカ友好協力の促進のため力を捧げるよう激励した。新華社が伝えた。

10年前、習主席は国家主席として初めてアフリカを訪問した。南アフリカ訪問時には、ダーバン工科大学孔子学院共同設立協定の調印に立ち会った。その後の10年間で、この孔子学院は累計1万人近くの学生を育ててきた。ダーバン工科大学孔子学院の教員と学生50人は先ごろ、連名で習主席に書簡を送り、中国語学習の経験や成果、感想を伝え、アフリカの若者が夢を追う機会を増やしてくれた習主席と中国政府に感謝し、習主席の南アフリカ再訪を熱望することを伝えた。

習主席は返信で、「教員と学生の皆さんが中国語をしっかり学ぶと同時に、中国を訪れて、中国をより深く知り、理解し、学んだことや考えたこと、見聞したことを活かして、より多くの友人に本当の中国、立体的な中国、全面的な中国を紹介し、両国の友好事業を継承し、発展させる使者となるべく努力し、中国とアフリカの友好協力、人類運命共同体の構築に自らの力を捧げることを歓迎する」とした。

首脳外交によるリードと推進の下、中国と南アフリカは教育、文化、科学技術、衛生、青年、女性などの分野で交流や協力を拡大し続けてきた。中国語教育を例にとると、2015年に南アフリカは中国語教育を国民教育制度に組み込んだ。中国・南アフリカ両政府は2019年8月、毎年9月17日を南アフリカの「中国語の日」と定めることを発表した。 南アフリカには現在、アフリカ大陸で最も多い6校の孔子学院がある。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年8月21日