北京市、全国に先駆けて「10ギガ都市」に向けて前進

人民網日本語版 2023年09月22日11:09

デジタル北京建設並びに北京インターネット大会2023がこのほど、北京市で開かれた。大会で北京市は「光ファイバーの街、10ギガ都市」行動計画を開始し、全国の10ギガ時代への前進をリードすると発表した。北京日報が伝えた。

超高画質動画、自動運転、スマートシティなどの広帯域幅、低遅延、通信感知一体化業務の普及に伴い、社会全体はネットワークの能力・品質に対する要求がより高くなっている。大会では、市通信管理局と市経済・情報化局は「『光ファイバーの街、10ギガ都市』行動計画(2023-25年)」を共同発表した。全国に先駆けて政策文書の形式で通信インフラの「10ギガ光ファイバー」への高度化を推進する。

行動計画によると、北京はF5G-A光通信技術の発展と応用を大きく推進する。同技術は現在のギガネットワークを基礎とし、光感知・可視化、リアルタイムで強靭な接続、グリーンなオールフォトニクスネットワークという3つの特性を新たに加える。10倍の帯域幅、10倍のエネルギー効率、工業レベルの遅延、高信頼性、光通信感知一体化の全面的な能力向上を実現する。市通信管理局の黄平副局長は、「3年間でギガインフラの基礎をさらに固め、10ギガ光ネットワークイノベーション技術のテスト事業を先駆けて行う。北京を徐々に10ギガ光ネットワークを目標とする『オールフォトニクス10ギガ』モデルシティにし、10ギガ光ネットワークインフラ体制を構築する上に、超低遅延のオールフォトニクスネットワークを完成させる」と述べた。

行動計画によると、25年までに北京のギガ光ネットワークの典型的な業界応用例が2000件を超える。デジタルインフラ整備の面では、北京情報通信業界は「新インフラ」を持続的に強化する。「今年8月時点で5G基地局数は10万3600ヶ所に達しており、1万人当たりで47ヶ所に達している」。市通信管理局の蘇少林局長は、「北京全域は現在ギガブロードバンド接続能力を備えており、第1陣の『ギガ都市』に評価された。昌平国際情報港はすでに初の5G-A実験基地局を設置し開通させた」と説明した。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年9月22日

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