「中欧班列」の過去10年間の成果を外交部が紹介

人民網日本語版 2023年10月11日11:24
「中欧班列」の過去10年間の成果を外交部が紹介

外交部(外務省)の汪文斌報道官は10日の定例記者会見で、国際定期貨物列車「中欧班列」の過去10年間の成果を以下のように紹介した。

過去10年余りの模索と発展を経て、「中欧班列」は輸送網を徐々に整備し、沿線の通関能力を大幅に高め、ハブ機能を強化し続け、質の高い発展の軌道に乗り、すでに「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設の旗艦プロジェクト、象徴的ブランドとなっている。

「中欧班列」は現在、すでに中国の112都市を結び、アジア11ヶ国・地域の100以上の都市を経由して、欧州の25ヶ国・地域の200以上の都市に達している。ポーランドのウッチなどの都市は、「中欧班列」の助けを借りて新興物流ハブ都市への変貌を実現した。また物流やEC分野の中国企業100社余りがドイツのデュースブルクに拠点を構えている。「中欧班列」によって、欧州における「メイド・イン・チャイナ」の人気は一層高まり、欧州製品も中国の多くの家庭に一層多く行き渡るようになった。「中欧班列」は、アジア欧州間の国際輸送に新しいパターンを作り出し、経済・貿易協力に新しいプラットフォームを設け、友好と協力の使者、互恵・ウィンウィンの懸け橋となった。

中国側は第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの開催を契機として、各方面と実務協力を深め、「中欧班列」が引き続き発展と繁栄を加速させ、世界経済をより良くサポートし、沿線の人々に幸福をもたらすようになることを望んでいる。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年10月11日

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