中国政府中東問題特使がイスラエル・パレスチナ情勢についてイスラエル外務次官補と電話会談

人民網日本語版 2023年10月13日13:16

中国政府の翟雋・中東問題特使は12日、イスラエル・パレスチナ情勢について、イスラエルのラファエル・ハルパズ外務省アジア太平洋担当次官補と電話会談を行った。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。

翟特使は「中国はイスラエル・パレスチナ情勢の緊張激化と暴力のエスカレーションを深く憂慮し、衝突によって民間人に死傷者が出ていることに心を痛めており、犠牲者の遺族に心からのお悔みを申し上げる。我々は罪のない民間人を傷つける行為を強く非難する。できるだけ早く停戦し、『二国家解決』に基づく和平交渉を再開し、和平実現に対する双方の人々の信頼を高めるよう呼びかける。国際社会は事態のエスカレーションが人道的災害を引き起こすことを防ぐために、しっかりと役割を果たすべきだ。中国はパレスチナ問題において私利がなく、常に平和の側、公平・正義の側に立っている。中国はイスラエルとパレスチナの平和共存を心から希望し、国際社会と共に和平交渉を促進し、和平実現に向けた環境を整えることを望んでいる」とした。

ハルパズ外務次官補は、イスラエル・パレスチナ情勢の現状に対する見解と立場を説明するとともに、イスラエル国内にいる中国国民の保護に全力を注ぐと表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年10月13日

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