イラン外務省「中国は中東地域の平和・安定・安全の実現に助力」

イラン外務省報道官は13日の記者会見で、「中国はイランとサウジアラビアが外交関係の正常化で合意するうえで重要な役割を果たし、中東地域の平和・安定・安全の実現に助力した」と指摘した。新華社が伝えた。

同報道官は「中国は善意をもって、イランとサウジアラビアの代表団を受け入れ、両国の情報交換を手助けし、両国が協議の開催に成功し、外交関係の正常化で合意するための場を提供した。イランは中国の果たした役割を称賛する。中国の役割は中東地域の平和・安定・安全の強化に寄与し、安定と安全を求める全ての国々の共通利益を守ることに寄与する」と指摘。

「イランとサウジアラビアの協力拡大は両国の利益にかなうだけでなく、地域の協力及び融合の促進にもメリットをもたらすことが見込まれ、国際的規模においても積極的な意義がある」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年3月14日