南中国海古代沈没船遺跡から瓷器含む文化財約580点を引き揚げ
人民網日本語版 2023年10月20日15:56
10月10日、文化財を運ぶ作業員(撮影・郭程)。
中国国家文物(文化財)局は19日、中国の水中考古学者が、南中国海北西棚田1号、2号沈没船遺跡の2ヶ所で沈没船の保存状態を確認したことを明らかにした。海洋物理探査や有人潜水艇による水中調査、3D映像、レーザースキャン記録を活用して、瓷器、陶磁器、原木といった文化財約580点(セット)を引き揚げ、中国の古代の人々による南中国海の開発、利用、往来という歴史的事実を確認した。新華社が報じた。
10月10日、文化財の表面をきれいにして修復を行う中国(海南)南海博物館の職員(撮影・郭程)。
南中国海北西棚田1号、2号沈没船遺跡は、中国が1500メートル以上の深海で初めて発見した明(1368-1644年)の時代の沈没船遺跡。古代海上シルクロードの貿易や往来、文化交流の重要な裏付けとなっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年10月20日
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