創立90周年を迎えた南京博物院、「国宝」数百点を一挙公開　江蘇省

1950年に江蘇省江寧南塘二陵で出土した南塘時代の人頭魚身俑（撮影・泱波）。

江蘇省南京市にある南京博物館は11月6日、創立90周年を迎えた。これを記念し、「90年の春秋の実り-南京博物院秘蔵コレクション」とする特別展が開幕し、国宝級コレクションを一挙公開している。今回の特別展は南京博物館90年の歴史を主軸として、文化財コレクション40万点以上の歴史を概括し、釉里紅歳寒三友紋梅瓶や景徳鎮官窯青花万寿紋尊など数百点の貴重な国宝級コレクションを展示している。

南京博物館の前身である国立中央博物館筹備処は1933年、中国近代の著名教育者である蔡元培氏の提唱により完成。数回にわたる沿革を経て、南京博物館は現在、中国三大博物館（院）の一つとなっている。（編集KM）

「人民網日本語版」2023年11月9日