習近平国家主席が日本の岸田文雄首相と会談

人民網日本語版 2023年11月17日13:35
習近平国家主席が日本の岸田文雄首相と会談

米サンフランシスコを訪れている習近平国家主席は現地時間16日午後、日本の岸田文雄首相と会談した。

習主席は「岸田首相と再び会えたことを嬉しく思う。昨年11月、私達はアジア太平洋経済協力会議(APEC)バンコク会議に合わせて会談し、両国関係の戦略と方向性に関する問題について意見交換し、いくつかの重要な共通認識に至った」と述べた。

また「今年は中日平和友好条約締結45周年にあたる。条約は法的形式で中日の平和・友好・協力という大きな方向性を確立し、覇権主義への反対を強調して、両国関係の歴史における一里塚となった。この45年間、条約を含む中日間の4つの基本文書を指針として、両国関係は困難を幾度も経験しながらも、発展基調をおおむね維持し、両国民に幸福をもたらし、地域の平和・発展・繁栄の促進にも積極的な役割を果たしてきた」と指摘。

「現在、国際情勢は混迷し、リスクや課題が次々と生じている。平和共存、世々代々の友好、互恵協力、共同発展は両国民の根本的利益にかなう正しい方向性だ。双方は歴史の大勢を把握し、時代の潮流に順応し、共通利益に着眼し、溝を適切に処理し、中日間の4つの基本文書の確定した諸原則を遵守し、戦略的互恵関係という位置づけを再確認するとともに、これに新たな意味を与え、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築に尽力するべきだ」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年11月17日

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