『人権の尊重と保障に関する習近平氏の論述ダイジェスト版』出版記念会がマドリードで開催
『人権の尊重と保障に関する習近平氏の論述ダイジェスト版』(スペイン語・中国語対訳)世界初出版記念会ならびに「グローバル・ガバナンスの人類の知恵」交流シンポジウムが22日、スペインの首都・マドリードで成功裏に開催された。
スペイン共産党のホセ・ルイス・センテリャ書記長、在スペイン中国大使館の屈潯公使らが挨拶を行ったほか、中国とスペインの政治・経済・文化分野の専門家や学者、協会のトップ、対中友好関係者らが出席した。
センテリャ書記長は「人権保障は各国の使命だが、その実施において統一的基準はなく、各国の国情に即した人権保障を行うべきだ。生存権と発展権が最も重要な基本的人権であり、中国は農村や最も立ち後れた地域に優先的に注目し、多くの人々を貧困から脱却させ、小康(ややゆとりのある)生活が送れるようにした。基本的ニーズが保障され、生活がより豊かになることで、中国国民はより平等で、民主的で、正義にかない、安全な社会環境を獲得した」とした。
スペイン対中友好弁護士協会の創設者であるアントニオ・セグラ会長は「各国はいずれも、国民生活の安寧、安全、快適、健康を含む人権の発展に多くコミットしている。この本は、中国がどう人権を尊重し、保障するかについて明確な回答を示すものだ」と指摘した。
屈公使は「中国共産党第18回全国代表大会(第18回党大会)以来、習近平氏を核心とする党中央は人権の尊重と保障を国家ガバナンスにおける重要な取り組みとして堅持し、時代の潮流に沿い、自国の国情に即した人権発展の道を歩み出し、中国の人権事業の推進において歴史的成果を収めた。今年は中国とスペインの国交樹立50周年にあたる。両国関係が半世紀にわたり健全かつ順調に発展してきた根本には、相互尊重と平等互恵という国交樹立時の初心を堅持し、文化や制度の異なる国家が友好的に付き合ううえで正しい道を堅持してきたことがある。世界のどこにでも一律に適用できる人権発展の道はない。人権保障にベストはなく、ベターがあるのみだ」とした。
『人権の尊重と保障に関する習近平氏の論述ダイジェスト版』中国語版(中共中央党史・文献研究院編集)は、人権の尊重と保障をめぐり習近平総書記が発表してきた一連の重要な論述を、9つのテーマに分けて体系的に収録している。同書は英語、スペイン語、フランス語、ロシア語、日本語の対訳版(いずれも中共中央党史・文献研究院翻訳)がそれぞれ中央編訳出版社から出版されている。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年11月24日
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