川西北高原初の鉄道開通 四川省阿壩蔵族羌族自治州が「高速鉄道時代」に突入

人民網日本語版 2023年11月29日16:12
川西北高原初の鉄道開通 四川省阿壩蔵族羌族自治州が「高速鉄道時代」に突入
茂県駅で出発を待つ1本目の列車(撮影・安源)。

青蔵(チベット)高原の一部である川西北高原初の鉄道「川青鉄道」の青白江東-鎮江関区間がこのほど開通し、その開通セレモニーが今月28日、四川省阿壩蔵(アバ・チベット)族羌(チャン)族自治州茂県で開かれた。中国新聞網が報じた。

今回開通した青白江東-鎮江関区間は、成都市青白江区や徳陽市管轄下の広漢市、什邡市、綿竹市、綿陽市安州区、阿壩蔵族羌族自治州茂県、松潘県を通過して、鎮江関駅へと繋がる全長206キロ、設計時速200キロの国家1級複線鉄道となる。同線の開通により、沿線の住民の移動が非常に便利になり、沿線の経済と社会の発展が促進され、中国西部の大開発の新たな構造形成にサービスを提供する面で、非常に重要な意義があると期待されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年11月29日

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