「神戸と中国」写真・キャプションコンテスト表彰式が北京で開催

人民網日本語版 2023年12月05日16:35
「神戸と中国」写真・キャプションコンテスト表彰式が北京で開催
12月3日、開幕のあいさつをする神戸大学北京同窓会の徐一平総代表。

神戸大学北京同窓会(コウベ・インターナショナル・クラブ 北京支部)が主催し、在中国日本国大使館、神戸市、日本国自治体国際化協会北京事務所が後援する「神戸と中国」写真・キャプションコンテスト~KOBEの魅力と中国の魅力~の表彰式が3日、在中国日本国大使館で行われた。垂秀夫駐中国日本大使、北京大学国際戦略研究院の汪婉理事、神戸大学北京同窓会の徐一平総代表が出席した。人民網が伝えた。

徐氏は開幕式のあいさつで、「今年は中日友好条約締結45周年という記念すべき年であり、そして中日友好都市関係締結50周年でもある。中国の天津市と日本の神戸市が1973年に、友好都市関係が結ばれ、中日双方で結ばれた友好都市の第一号になった。このような記念すべき年に、神戸大学北京同窓会は今回の写真・キャプションコンテストを企画・実施し、中日両国の友好関係がますます発展することに微力ながら貢献したい」と述べた。

垂氏は表彰式の中で、「写真撮影の醍醐味」と題したスピーチを行い、出席者に自身の10数年にわたる撮影の経験を語り、「私も写真撮影を行っている」と笑顔で述べ、「レンズを通して今まで気づかなかったこと、見落としした美しさに気づく。撮影によって心がもっと豊かになれる。もっと優しくなれる」。また、「自然の素晴らしい美しさや人々の喜怒哀楽というのは、日本も中国も全く一緒だと思う。日本と中国で撮ってきた写真を多くの人に紹介することによって、日本と中国がたくさんの共通点があるということを知ってもらいたい」と述べ、写真撮影の楽しさと自身が感じたことを伝えた。表彰式の後、サイン入りの自身の写真集「永遠の隣人」を受賞者に贈った。

今回のコンテストには四川省、天津市、北京市などの95人から108の応募作品が寄せられ、最年少は12歳、最年長は60代と、青少年から中高年まで、応募者の年齢が幅広かった。専門家による審査・評価を経て、最終的に40作品が入賞及び佳作として選ばれ、そのうち中国人は23人、日本人は17人だった。最優秀賞に選ばれた王宣麟さん(日本国籍、中国人民大学留学生)の作品は、灯が明々とともる天津駅の夜の情景を写したもので、「夜景から覗く第一号友好都市の発展」とのキャプションが添えられていた。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年12月5日

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