「2023従都国際フォーラム」、多国間主義推進のメッセージを力強く発信

人民網日本語版 2023年12月06日14:40

広東省広州市で開催されていた「2023従都国際フォーラム」が5日、閉幕した。フォーラムには40数ヶ国の政界、経済界、学界から130人余りが出席し、「多国間主義:より多くの交流・包摂・協力」をテーマとして、世界の平和と安定、持続可能な経済発展、文明間の交流と相互参考など重要な議題について深く議論し、世界の協力について共に大計を話し合い、発展を計画し、経験を分かち合った。新華社が伝えた。

世界的な課題が次々と生じる中、出席者らは、世界各国が対話と交流に尽力し、真の多国間主義を共同で推進し、協力を通じて互恵・ウィンウィンを促進し、各国の共同発展にさらに弾みをつけ、素晴らしい未来を共に創造すべきとの認識で一致した。

上海協力機構(SCO)のウラジミール・ノロフ元事務局長は取材で「今年の従都国際フォーラムのテーマは多国間主義の重要性を強調している。特に一国主義や保護主義が平和、安定、持続可能な発展を脅かす中、なおさらに多国間主義の堅持が重要だ」と述べた。

元スロベニア大統領で「World Leadership Alliance-Club de Madrid(WLA-CdM)」会長のダニロ・テュルク氏は「我々は、多国間主義の核心と重要な意義を深く理解する必要がある。この多極化した世界において、真の多国間主義を提唱し、多国間メカニズムをさらに多く構築し、互いの努力を通じて世界をより良い方向の発展へとリードすべく努力すべきだ」と語った。

ラトビアのヴァイラ・ヴィーチェ=フレイベルガ元大統領は「今日の世界は平穏とは言えない。こうした衝突を多国間主義を通じて解決することができなければ、共同繁栄を真に実現するすべはない。各国は相互理解を促進し、小異を残して大同につき、互いの相違を尊重し、平和的共生を図るべきだ」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年12月6日

注目フォトニュース

関連記事