海南省種子業実験室が発足

人民網日本語版 2023年12月11日15:23

海南省種子業実験室が8日、海南省三亜市崖州湾科技城で発足した。同実験室は熱帯水産物や熱帯果物野菜などの生物を研究対象にし、遺伝学、分子生物学、環境生物学、ビッグデータ科学、人工知能などの学際的な手段により、精密農業技術の集積・モデル実証、学術交流、人材育成を実施する。科学技術成果の現地での実用化を担当し、「技術イノベーション――成果の移転・実用化」のインベーション産業バリューチェーンを形成する。科技日報が伝えた。

海南省種子業実験室の前身は「海南省崖州湾種子実験室」で、海南自由貿易港の建設をサポートし、国の「南繁シリコンバレー」の建設と海南種子業の発展を支える重要な担い手として設立されたものだ。国家科学技術プラットフォーム育成の任務を遂行した後に運営機関と名称が変更され、機能の位置づけの最適化調整が行われた。海南省種子業実験室は、海南省人民政府が国有資産を利用し法律と規則に基づき登記、設立した科学研究活動に従事する事業機関的性質を有する新型研究開発機関で、海南省科学技術庁が運営を担当する。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年12月11日

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