習近平国家主席が米中ビジネス協議会設立50周年記念イベントに祝賀メッセージ

習近平国家主席は15日、米中ビジネス協議会（USCBC）設立50周年記念イベントに祝賀メッセージを寄せ、USCBCとその全構成企業に祝意を表すとともに、中米間の経済・貿易協力を長年重視し、支持してきた米国各界の関係者に心からの挨拶の言葉を述べた。新華社が伝えた。

習主席は「現在、世界は百年間なかった大きな変化を経験しており、中米が手を携えて協力し、共に試練を迎え撃つことができるか否かは、両国民の利益に関わり、人類の未来と運命に影響を与える。先般、私はサンフランシスコでバイデン大統領と会談を行い、中米関係の発展に関わる重大な問題について踏み込んだ意見交換を行い、重要な共通認識に至った。中国は相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンの原則に基づき、米側と向き合って進み、サンフランシスコ会談の成果をしっかりと実行に移し、中米関係の健全で安定した持続可能な発展を推進することを望んでいる」と表明。

「経済・貿易関係は中米関係の重要部分をなしており、両国民に多くの確かな幸福をもたらしてきた。中国は質の高い発展と高水準の対外開放を揺るがず推進し、市場化、法治化、国際化されたビジネス環境を構築していく。中国式現代化は米国企業を含む各国の企業により多くのチャンスをもたらすものであり、中米間の経済・貿易協力には大きな潜在力と広大な余地があり、将来性が期待される」と強調した。

また「USCBCとその構成企業は、引き続き中米両国間にさらに多くの友好的交流の橋を架け、さらに多くの実務協力のつながりを作り、中米が次の50年間、協力・ウィンウィンの新たな章を綴るために貢献することを望んでいる」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年12月15日