甘粛積石山M6.2地震発生から24時間経過 暖かいテントの中で過ごす被災者

人民網日本語版 2023年12月20日16:04

19日午後8時ごろ、大河家鎮陳家村民委員会の避難所にストーブを運び込む甘南蔵(チベット)族自治州消防救援支隊の消防隊員。

19日午後8時ごろ、大河家鎮陳家村民委員会の避難所にストーブを運び込む甘南蔵(チベット)族自治州消防救援支隊の消防隊員。

甘粛省臨夏回族自治州積石山保安(バオアン)族東郷(ドンシャン)族撒拉(サラール)族自治県で今月18日午後11時59分、マグニチュード(M)6.2の地震が発生した。19日深夜に、同県の大河家鎮康吊村の避難所を取材すると、和政県の民兵や地元の人々が協力してテントを設置し、テントの中にはストーブも次々と運び込まれていた。

大河家鎮大河村の村民は、折り畳み式ベッドのほか、電気敷布や布団など一式がそろったテントに早くも移動していた。夜になると、室外の気温は氷点下10度近くになるものの、テントの中ではストーブが焚かれておりとても暖かい。24時間以上寝ていないという村民の高占山さんは、「今夜は安心して寝ることができる」と胸をなでおろしていた。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年12月20日

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