「ピンポン外交」の精神を継承し、中米の人的・文化的交流を促進

人民網日本語版 2024年01月09日15:46

2023年12月15日、米国フリーモントで開催された中米「ピンポン外交」52周年記念イベントで共に記念写真を撮る両国の参加者 (撮影・李建国)

2023年12月15日、米国フリーモントで開催された中米「ピンポン外交」52周年記念イベントで共に記念写真を撮る両国の参加者 (撮影・李建国)

米バージニア大学の卓球代表団が4日から8日まで北京を訪問した。訪問中、バージニア大学と清華大学の選手たちが混合チームでプレーし、両国の若者が手を取り合って勝利のために戦うシーンは観客の歓声と拍手を浴びた。先月には北京大学の卓球チームが渡米し、ワシントン、サンフランシスコ、ロサンゼルスなどで中米「ピンポン外交」記念イベントに参加したばかりだ。新華社が伝えた。

今年は中米国交樹立45周年、中米「ピンポン外交」53周年にあたる。今回の両国の青年卓球代表団による相互訪問には非常に象徴的な意義があり、中米の民間交流にとって新たなパワーとなった。バージニア大学卓球代表団の団長を務めるスティーブン・マル氏は「両国民の相互理解は極めて重要だ。そうしてこそ、双方は外交関係の抱える課題を克服できるからだ」と述べた。

中米関係の希望は国民にあり、基礎は民間にあり、未来は若者にあり、活力は地方にある。中米関係の安定した持続的な発展のためには、やはり民意に耳を傾け、民心に応えることが必要だ。両国民の往来が頻繁であればあるほど、中米関係の発展を支える民意の土台はより強固になり、空間はより広がり、原動力はより強くなる。 双方は「ピンポン外交」の精神を発揚し、互恵協力を通じて両国民の幸福を増進する責任を共有している。

新たな歴史的時期において、「ピンポン外交」の持つ精神と価値が一層明らかになっている。時代は、両国民が絶えず「ピンポン外交」からインスピレーションとパワーを得て、より多く行き来し、交流し、ゼロサムゲームを互恵協力に置き換えることを求めている。これは「ピンポン外交」を記念する最善の方法となるだろう。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年1月9日

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