【解読!新中国スタイル】ハイセンスなインテリアの地位を築く「新中国スタイル」

人民網日本語版 2024年01月17日13:44

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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2023年、中国のソーシャルメディアでは、「新中国スタイル」が話題を集め、関連する投稿の数が約4倍にまで膨れ上がった。

インテリア・内装の動向を見ると、「新中国スタイル」が主流へとのし上がり、2023年もその人気が続いた。現代スタイルやミニマリズムスタイル、クリームスタイルといったさまざまな「新中国スタイル」のミックス&マッチスタイルが登場し、選択肢が増え、人々は様々なイメージを膨らませている。

「新中国スタイル」をメインとしたインテリア・内装のスタイルは、東洋の雰囲気を漂わせながら、トレンディなテイストも醸し出しており、70後(1970年代生まれ)から00後(2000年以降生まれ)に至るまで、さまざまな年齢層の心を鷲づかみにし、インテリア・内装業界において、ハイセンスなスタイルという座をしっかりとものにした。特に若い世代の人々は中国スタイルの「美」を再認識し、それを高く評価するようになっており、自分のプライベートスペースにそれを取り入れるようになっている。伝統をベースにしている「新中国スタイル」には、独特なデザインスタイルを備え、その DNAをベースにして、様々なスタイルやアイデアを次々と生み出すことができる。

家は憩いの場であるだけでなく、エネルギーフィールドでもある。欧州や日本のスタイルと比べると、「新中国スタイル」の家は、その根本的な部分に独特な思いが込められており、それが様々な感情を呼び起こす。伝統的な中国スタイルと比べると、「新中国スタイル」は、重苦しさから解放されており、選択肢として明るい色が増え、静的な配色から動的な配色へと移行し、優雅であるだけでなく、様々な性格の人のニーズに対応できるようになっている。人気のカラーを見てみると、黒や白、グレーのほか、スカイブルー、ピーコックブルー、ピーチピンク、灰紫、ムーンライトホワイトなどが人気となっている。

そして観葉植物や雑貨・小物、書画などが、「新中国スタイル」の空間のムードを盛り上げるアイテムとなっている。「新中国スタイル」のインテリア・内装は、ムードづくりにこだわっている。景観や雑貨・小物、書画というと、中国スタイルの建築物や住居において元々重要な位置を占めてきた。それらを通して、文化人の優美さを表現したり、個性や感情を表現したり、本来の自然な生活に戻ることへの憧れを表現できるからだ。そのため現代の若者にとって、情緒あふれ、柔軟性に富み、いつでも好きな時に添えることのできるインテリア雑貨は、「新中国スタイル」のムードを高める重要なアイテムとなっているのだ。 (編集KN)

「人民網日本語版」2024年1月16日

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