廊下の壁には可愛らしいパンダの絵が描かれており、広くて明るい病室の内装は真新しく、ベッド周りの設備や器具も完備されていた。これはこのほど取材に訪れた現在建設中の香港で初となる児童病院だ。人民網が伝えた。
同病院は香港地区九龍エリアの啓徳新区に位置し、現在建設工事は最終段階となっている。2017年末竣工予定で、2018年から段階を経て使用を開始し、2021年には全香港地区が求める小児科ニーズを満足させる施設を目指す。
香港地区初の児童病院として、子供にとって病院ではなく「アットホーム」な環境を作ることをその理念としている。同病院建設に投じられた総工費は約130億香港ドル(約1870億円)で、総面積約15万平方メートル、病床数は468床提供可能としている。
同時病院は主に第三医療(専門外来及び入院対応)のサービスを提供する。複雑で、症例が少ない病気や専門を越えた治療を必要とする小児患者に質の高い専門サービスを提供する。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年6月30日
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