「スーパープロジェクト」の港珠澳大橋が人気観光スポットに

人民網日本語版 2024年01月17日14:39

港珠澳大橋 (資料写真。写真提供・港珠澳大橋管理局)

港珠澳大橋 (資料写真。写真提供・港珠澳大橋管理局)

港珠澳大橋(香港・珠海・澳門<マカオ>大橋)を管理する港珠澳大橋管理局が16日、2023年12月15日に同大橋の観光(試験運用)が一般向けに正式にスタートしてから1ヶ月にわたり、同大橋の人気は上昇を続け、受け入れた観光客は延べ約3万3000人に達したと明らかにした。

同大橋観光ルートは香港特別行政区、広東省・珠海、澳門特別行政区の3ヶ所の通関地の間にあり、税関の監督管理エリアと通関地の制限エリア内に位置する。このエリアで観光事業が展開されるのは、全国的に初となる、既存の政策の枠を打ち破るイノベーションだ。検査機関の監督管理上の要求に従い、観光は予約した団体の団体行動のみに限るという管理モデルが採用されている。

香港・珠海・澳門3エリアのスーパープロジェクトとしての同大橋は、今や粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市圏)の観光における人気スポットだ。同大橋観光が始まってからの1ヶ月間、1日当たりの受け入れ観光客数は延べ約1100人になった。現在、同大橋観光はまだ試験運用の段階にとどまり、対象は有効な身分証明書を持つ大陸部の住民と大陸部に入境し有効な「港澳居民来往内地通行証」を持つ香港・澳門地区の住民に限られている。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年1月17日

注目フォトニュース

関連記事