中国国家移民管理局珠海出入国検査所は22日の取材に対して、港珠澳大橋(香港・珠海・澳門<マカオ>大橋)開通から4年の間、同検査所を通過する人員、車両、貨物は増加の一途をたどり、その人数は延べ約2400万人、車両は延べ470万台に達したことを明らかにした。新華社が報じた。
2018年10月23日に港珠澳大橋が正式に開通し、香港特別行政区から珠海、澳門特別行政区への車両は陸路での所要時間が3時間以上から1時間以内に短縮した。そして、広東省・香港特区・澳門特区の3地の要素流通の効率と利便性が向上した。港珠澳大橋珠海公路通関地を通過した貨物車は2019年の延べ10万台未満から、2021年には延べ40万台にまで増加した。
また港珠澳大橋珠海公路通関地は、中国で唯一、広東省・香港特区・澳門特区の3地が相互接続している公路通関地で、出入境する自動車と貨物車には全て、「ワンストップ式」通行手続きが実施されているため、「一旦停車して、資料を提出」するだけで、手続きが完了する。中国大陸部と澳門特区間の出入境手続きは、最速でわずか20秒で完了する。
香港特区に新鮮な農産品を提供する重要なルートであるため、通関地は「7×24時間」体制で通関サービスを提供している。広東中躍供応鏈有限公司の鍾建庭総経理によると、「通関地は24時間体制で通関ができるというメリットがあるほか、スピーディーに通関手続きができるため、当社の競争力がさらに増強された。今年1-9月期、港珠澳大橋を通して輸出入した貨物は前年同期比280%増の4万5000トン、貨物の価値は約42億元(1元は約20.4円)相当に達した」という。
統計によると、今年1‐8月期、港珠澳大橋珠海公路通関地の輸出入総額は1469億5000万元に達した。内訳は輸出が前年同期比55.1%増の1030億1000万元、輸入が同比64.2%増の439億4000万元だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年10月25日
2023年サッカー女子W杯の公式マスコット「TAZUNI」…
オフロード車が川に転落 12歳男児がパドルボードで2人救助…
今年の国慶節連休期間中の映画興行収入は14億9600万元に
2022バレー女子世界選手権、中国が3-0で日本を下し三連…
中国国家博物館テーマ郵便局が開業 北京
本物ソックリ!山東省の特産品の数々を「縫いあげた」おばあち…
収穫を終えた農地に残された「指紋」 湖南省嘉禾
色鮮やかな秋景色広がる鏡泊湖 黒竜江省
2023年サッカー女子W杯の公式マスコット「TAZUNI…
中国のパンダがカタールに到着 2頭にアラビア語の新しい名前