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港珠澳大橋開通から丸4年 出入境人員・車両が引き続き増加

人民網日本語版 2022年10月25日13:38

中国国家移民管理局珠海出入国検査所は22日の取材に対して、港珠澳大橋(香港・珠海・澳門<マカオ>大橋)開通から4年の間、同検査所を通過する人員、車両、貨物は増加の一途をたどり、その人数は延べ約2400万人、車両は延べ470万台に達したことを明らかにした。新華社が報じた。

2018年10月23日に港珠澳大橋が正式に開通し、香港特別行政区から珠海、澳門特別行政区への車両は陸路での所要時間が3時間以上から1時間以内に短縮した。そして、広東省・香港特区・澳門特区の3地の要素流通の効率と利便性が向上した。港珠澳大橋珠海公路通関地を通過した貨物車は2019年の延べ10万台未満から、2021年には延べ40万台にまで増加した。

また港珠澳大橋珠海公路通関地は、中国で唯一、広東省・香港特区・澳門特区の3地が相互接続している公路通関地で、出入境する自動車と貨物車には全て、「ワンストップ式」通行手続きが実施されているため、「一旦停車して、資料を提出」するだけで、手続きが完了する。中国大陸部と澳門特区間の出入境手続きは、最速でわずか20秒で完了する。

香港特区に新鮮な農産品を提供する重要なルートであるため、通関地は「7×24時間」体制で通関サービスを提供している。広東中躍供応鏈有限公司の鍾建庭総経理によると、「通関地は24時間体制で通関ができるというメリットがあるほか、スピーディーに通関手続きができるため、当社の競争力がさらに増強された。今年1-9月期、港珠澳大橋を通して輸出入した貨物は前年同期比280%増の4万5000トン、貨物の価値は約42億元(1元は約20.4円)相当に達した」という。

統計によると、今年1‐8月期、港珠澳大橋珠海公路通関地の輸出入総額は1469億5000万元に達した。内訳は輸出が前年同期比55.1%増の1030億1000万元、輸入が同比64.2%増の439億4000万元だった。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年10月25日

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