中国の介護福祉士が8段階にランク分けへ

中国民政部(省)が開いた2024年第1四半期(1－3月期)定例記者会見で、同部を含む12当局が制定した「シルバーサービス人材チームビルディング強化に関する意見」（以下、「意見」）は、シルバー介護福祉士を含むシルバーサービススキル人材の発展を重点とし、全方位的に制度構築を進め、シルバーサービスの質の高い発展のために力強い人材的下支えを提供するという目標を掲げている。「意見」は、中国初のシルバーサービス人材チームビルディングに関する総合的な政策文書となっている。人民日報が報じた。

「意見」は、「シルバー介護福祉士国家職業技能基準（2019年版）」が設置している職業スキル5ランクをベースに、条件を満たすシルバーサービス企業が、実際の状況に合わせて、高級技師ランクの上に特級技師や首席技師を増設し、初級技師の下に見習いを設置して、見習い、初級工、中級工、高級工、技師、高級技師、特級技師、首席技師の8ランク(ポスト)からなるランク付けを採用し、シルバー介護福祉士のスキルアップルートをさらに拡大するようサポートするとしている。職業スキルランク証書については、中国人力資源社会保障部が統一してエンコードの規則や証書の様式を制定し、中国全土でチェック、認証するとしている。（編集KN）

「人民網日本語版」2024年2月1日