1回の充電で300時間の電力を供給 「山東中欧班列」冷蔵専用列車が運行開始

人民網日本語版 2024年02月01日15:40

上海協力機構地方経済貿易協力モデルエリアから発車するBX1K鉄道冷蔵専用列車。

上海協力機構地方経済貿易協力モデルエリアから発車するBX1K鉄道冷蔵専用列車。

山東高速集団が統一的に運営する山東省発の国際貨物列車「山東中欧班列」初のBX1K鉄道冷蔵専用列車のテスト車両が1月31日、上海協力機構地方経済貿易協力モデルエリアから発車した。これは山東省初の運行に成功したBX1K鉄道冷蔵専用列車で、山東中欧班列が正式に「列車+コールドチェーン」新型物流サービスを打ち出したことを示している。新華網が伝えた。

同列車は1つの発電ボックスと8つの冷蔵ボックスで構成され、全過程にわたり温度を一定に保つコールドチェーンによる貨物輸送が可能だ。従来の冷蔵コンテナ輸送は通常、4時間ごとに電気接続し冷却する必要があったのに対し、同列車は設置された発電ボックスによりフル充電すると、8基のコンテナに冷蔵用電気を300時間連続で供給し、貨物輸送の安定性と安全性を保証できる。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年2月1日

注目フォトニュース

関連記事