義烏市の世界最大の日用品雑貨卸売市場が5ヶ国言語で「春節休み」のお知らせ発表

人民網日本語版 2024年02月06日16:38

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浙江省義烏市にある世界最大規模を誇る日用品雑貨卸売市場「中国小商品城」に属する各大市場群は2月5日から春節(旧正月、2024年は2月10日)休みに入った。世界のスーパーと呼ばれている同卸売市場は、中国語のほか、英語、スペイン語、韓国、アラビア語の5ヶ国語で休業日と営業開始日のお知らせを発表している。

義烏商城集団の責任者は、「義烏小商品城は海外との取引が非常に多いため、2018年から休業のお知らせを多言語で発表している。5ヶ国語は、当卸売市場を利用する顧客が通常使う言語をほぼカバーしている」と説明する。

義烏市の「中国小商品城」は、国際商貿城の1-5エリア、賓王、篁園、国際生産資料市場の8大市場群で構成されており、営業面積は約640万平方メートル、7万5000店舗を擁する。義烏市場は、230ヶ国・地域と貿易取引があり、顧客の60%が海外の顧客となっている。毎年、仕入れのために海外から同地を訪れる人の数は延べ56万人以上で、100ヶ国・地域以上の海外のバイヤー1万5000人以上が常駐している。これまでに、「アラビア語がペラペラの義烏ナイトマーケットで煎餅(中国風クレープ)を売る男性」や「ベルサイユスタイル(最もつつましい言葉で、最も派手に自慢する)に英語を披露するトラック運転手」、「アラビア語で50種類の野菜を紹介する野菜売り場のおばさん」といった動画がネット上で大きな話題となってきた。

前述した責任者は取材に対して、「普段、微信(WeChat)のグループチャットやコミュニティのインターネットを通じたお知らせなども多言語で行っている。2020年2月、国際商貿城が新型コロナ感染症対策を講じたうえで営業を再開した時も、9ヶ国で外国人を歓迎するメッセージを発表した」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年2月6日

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