中日経済界対話が日本・東京で開催
5日に東京で開催された中国国際貿易促進会と日中経済協会による中日経済界対話(主催者提供)
中国国際貿易促進会と日中経済協会による中日経済界対話が5日、東京で開催された。中国国際貿易促進会の任鴻斌会長が中国企業家代表団を率いて出席し、日本側は日中経済協会の進藤孝生会長及び副会長や理事が出席するなど、両国の経済界から100人余りが出席した。
任会長は「中国は揺るぎなく高水準の対外開放を拡大し、市場化・法治化・国際化された一流のビジネス環境を構築し続けており、日本企業による対中投資の継続的拡大を歓迎する。今回、中国企業家代表団は訪日にあたり、日本経済界との実務協力の強化を切に期待している。中国国際貿易促進会は第2回中国国際サプライチェーン促進博覧会や大阪万博などの場を通じて、互恵・ウィンウィンの産業・サプライチェーンの構築を推進し、中日間の経済・貿易協力と民心の通じ合いを促進することを望んでいる」とした。
日中経済協会の進藤孝生会長、野村ホールディングスや丸紅、阪和興業、AGC、JUKIなど日本企業のトップはいずれも、引き続き中国国際貿易促進会との制度化された協力を深め、両国間の貿易・投資協力を促進し、中日間の実務協力に力を捧げたい考えを表明した。
今年1月、日中経済協会など3団体による日本経済界訪中団が訪中し、李強総理と会見するなど、訪中は成功を収めた。今回、中国国際貿易促進会は中日両国経済界の交流や協力の橋渡しをし、両国間の経済・貿易協力をさらに新たな段階へと押し上げることを目的に、中国企業家代表団を日本に派遣し、日中経済協会と対話を開催した。中国企業家代表団は中国国際貿易促進会の関係組織、各地方・各業界の貿易促進会、及び中国企業の代表ら計95人で構成されている。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年2月6日
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