日本国際貿易促進協会の訪中団を迎える歓迎レセプション、及び第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会のプロモーションが4日、北京で開催された。中国貿易促進会の任鴻斌会長や日本国際貿易促進協会の会長を務める河野洋平元衆議院議長が参加して、挨拶を行った。中国新聞網が報じた。
任会長は挨拶の中で、「ここ約50年、重要な経済・貿易パートナーである中日両国は、それぞれの発展を実現するべく、互いに促進し合い、それぞれが成果を挙げ、その利益は密接に融合するようになった。双方は大規模な貿易協力のパイを作り、デジタル経済やグリーン発展、財政金融、医療・介護といった分野で協力を強化し、ハイレベルの互恵・ウィンウィンを実現することが完全に可能だ。日本の経済界が中国との協力を引き続き深化させ、産業チェーンやサプライチェーンの安定、円滑性を守り、中国経済の発展のボーナスを共有し、中日互恵協力の新たな一章を引き続き記すことを歓迎している」と語った。
また、中日双方は、両国の経済貿易協力を強化することや第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会の開催などをめぐって、踏み込んだ交流を行った。そして中国国際展覧中心集団有限公司と日本国際貿易促進協会事務局は協力をめぐる了解覚書に調印した。
7月3日、河野会長が率いる約80人からなる訪中団が北京入りした。訪中団は6日までの4日間の滞在を予定している。
日本国際貿易促進協会は、日中友好や経済・貿易関係を強化することを目的とした日中友好7団体の一つ。同協会の訪中は新型コロナ感染症前の2019年以来約4年ぶりで、訪中団の規模は先回より大きくなっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年7月5日