香港科技大学、アルツハイマー症の血液検査技術を開発 正確率は96%超
人民網日本語版 2024年02月22日16:35
香港科技大学は19日、同大学の葉玉如学長が率いる国際研究チームが開発した血液検査技術により、アルツハイマー症と軽度の認知症の早期検査ができ、その正確率はそれぞれ96%超、87%超に達することを明らかにした。科技日報が伝えた。
この血液検査技術はアルツハイマー症と関連する21種の血液タンパク質バイオマーカーの水準変化を同時に検査することで、複数の重要な生理学的指標の変化を明らかにすることができる。
国際研究チームは中国と欧州の人が含まれる研究において、この血液検査技術がアルツハイマー症患者、軽度の認知症患者、健常者を見分ける正確度が高く、脳のアミロイドβタンパク質の産生機序を検査できることを証明した。
葉学長は、「この技術は近い将来、異なる対象者、個体間の異なるアルツハイマー症発症の分子メカニズムを解明することを通して、パーソナライズされた治療プランの発展を加速させることもできる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年2月22日
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