被災者の治療の第一線で奮闘、危難の時に示した責任感<馬秀英全人代代表>

人民網日本語版 2024年02月29日16:19

甘粛省臨夏回族自治州積石山保安(バオアン)族東郷(ドンシャン)族撒拉(サラール)族自治県人民病院の馬秀英・看護部副主任は、社会の第一線で働く人の中から選ばれた全国人民代表大会(全人代)代表だ。郷・鎮の診療所から県レベルの病院まで、馬氏は医療看護の第一線で20年以上働き続けてきた。新華社が伝えた。

2023年12月18日深夜、甘粛省積石山県でマグニチュード6.2の地震が発生した。馬氏は同僚達とともに応急処置にあたり、負傷者を搬送し、30数時間休むことなく奮闘し続けた。こうしたことについて馬氏は「医療従事者としての責任だ」と語る。治療によって危険な状態を脱した負傷者や、各地から駆けつけた救援要員に、馬氏は強く勇気づけられ、自信を得た。

全人代代表として、馬氏は自らが担う責任を深く理解している。日常の仕事の中で、馬氏は患者や患者の家族との交流や意思疎通を通じて、医療サービスに対する期待や訴えをよく理解している。今年、馬氏は近く開催される全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会)に向けて、積石山県の震災後の復興や末端の医療・保健人材の育成強化、県域病院の医療・応急処置能力の向上などに関する提言を準備している。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年2月29日

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