「彫刻家セツ・スズキと中国玉石彫刻作品展」が東京で開幕

人民網日本語版 2024年03月08日16:19

「土から生まれるいのち -彫刻家セツ・スズキと中国玉石彫刻作品展-」開幕式

「土から生まれるいのち -彫刻家セツ・スズキと中国玉石彫刻作品展-」開幕式の様子。撮影・許可

「土から生まれるいのち -彫刻家セツ・スズキと中国玉石彫刻作品展-」の開幕式が4日、東京の日中友好会館で開かれた。人民網が伝えた。

あいさつする駐日本中国大使館の政治処の聶佳参事官。撮影・許可

あいさつする駐日本中国大使館の政治処の聶佳参事官。撮影・許可

駐日本中国大使館政治処の聶佳参事官はあいさつの中で、中国大使館を代表し、本作品展の開催に祝意を表し、かつ両国の文化交流促進への日中友好会館の積極的な貢献を十分に評価した。聶氏は、「文化と芸術は古くより、人と人の理解と友好を促進する重要な紐帯であり、国と国の友好関係を構築する重要な架け橋だ。作品展の成功を祈念し、かつ中日友好関係が持続的に前向きに発展することを願う」と述べた。

あいさつする日中友好会館の小川正史理事長。撮影・許可

あいさつする日中友好会館の小川正史理事長。撮影・許可

日中友好会館の小川正史理事長はあいさつの中で、「彫刻家セツ・スズキは自身の創作活動を『遺伝子に組み込まれた農耕民族としての記憶』への回帰と呼んでおり、その記憶はアジアにおける農耕発祥の地である中国の黄河、長江地域から伝わったものだと述べている。土から出てくる翡翠や瑪瑙に価値を見出して尊ぶ中国の文化も、彼が追求している芸術と同じく、土に対する畏敬の念と愛着を原点としている」とした。

撮影・許可

「土から生まれるいのち -彫刻家セツ・スズキと中国玉石彫刻作品展-」で展示される作品。撮影・許可

本作品展は、日中友好会館、アートハウスSTUDIO8、北京御雲文化発展有限公司が共催。日本の著名な彫刻家セツ・スズキの多くの大型代表作品を展示。これには1980年代作の「雪山の寒苦鳥Kankucho of Himalayas」シリーズ、90年代の「RELATION "二人の関係?"」などが含まれる。また寿山石、翡翠、和田玉、水晶、瑪瑙の雕刻などの専門分野で活躍する中国の18人の彫刻家による優れた芸術品も展示される。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年3月8日

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