雄安新区の人材呼び込みプロジェクト「雄才カード」の発給枚数が1万枚以上に

人民網日本語版 2024年03月08日10:14

全国人民代表大会(全人代)の代表を務める、河北省雄安新区党工作委員会書記、管理委員会会長の張国華氏は河北省代表団開放日だった6日、「雄安新区が発給した『雄才カード』は1万481枚に達している」ことを明らかにした。新華社が報じた。

「雄才カード」とは、雄安新区の人材呼び込み共通カードを指し、社会貢献や専門レベル、学位などに基づいて、A、B、Cの3タイプに分かれている。カード所有者は教育や医療、住宅、税収、奨励などをカバーする政策サポートを受けることができる。

張氏によると、人材を繋ぎ留めることのできるサービスのエコロジカルを構築すべく、雄安新区は「雄才安居プロジェクト」も実施し、若手人材を対象にした拠点を設置し、「マルチ主体供給、マルチルート保障、借家とマイホーム購入両方を対象にした対策」という住宅保障体系を構築すると同時に、子供の教育といった各種関連サービスも充実させ、各種人材が落ち着いて、夢を叶えることができる環境を整えている。

雄安新区はこのほかにも人材を呼び込むための政策体系や人材が集まる産業プラットフォームなどの構築、人気を集めるブランドイベントの企画といった面でも一連の措置を講じている。張氏は、「ハイレベル人材、実業家、高等教育機関代表3000人余りが雄安に集まり、北京の高等教育機関の学生2万人余りが新区で研究や求職するなど、雄安新区の人気がますます高まっている」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年3月8日

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