フォーブス中国、2024「最も傑出した女性ビジネスリーダー」に王来春氏や孟晩舟氏

人民網日本語版 2024年03月08日15:58

フォーブス中国は7日、2024「傑出した女性ビジネスリーダー100人」ランキングを発表した。電子部品メーカーの立訊精密の創業者で、董事長兼総経理の王来春氏が2023年に続きトップに立ち、華為(ファーウェイ)の副董事長で最高財務責任者(CFO)を務める孟晩舟氏が23年の4位から2位に躍進した。

フォーブス中国によると、今年は中国国内の上場企業の女性管理職、「フォーブス・グローバル2000」に入った多国籍企業の在中国の女性リーダー、ユニコーン企業の女性創業者を研究対象として1千人ほどの候補者をリストアップし、候補者が担当する事業の業績、資本市場での動き、市場の規模、業界への影響力、イノベーション力などのデータを分析することにより、最終的に100人を選出した。

ランキングを見ると、王来春氏がトップ、孟晩舟氏が2位、ショート動画共有アプリ「抖音(中国版TikTok)」を運営する抖音集団のCEOの張楠氏が3位(今年2月で退任)、恒力石化の董事長兼総経理の范紅衛氏が4位、百勝中国(ヤムチャイナ)のCEOの屈翠容氏が5位だった。

またソーシャルコマースプラットフォーム「小紅書」の創業者の瞿芳氏、格力電器(グリー・エレクトリック)の董事長兼総経理の董明珠氏、娃哈哈の董事長兼総経理の宗馥莉氏などもランク入りした。

フォーブス中国によると、今年ランク入りした女性リーダーの平均年齢は51歳で、裸一貫から身を起こした創業者(早期に創業者チームに加わった人を含む)が44%を占め、44%が管理職、12%が二代目女性リーダーだった。前年と比べて今年新たにランク入りした女性リーダーは29人で、テクノロジーと大消費分野の出身者が多かった。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年3月8日

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