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フォーブス中国富豪番付 馬雲氏が2701億元で今年も首位

人民網日本語版 2019年11月08日10:38

米経済紙「フォーブス」の中国サイトがこのほど伝えたところによると、「フォーブス」は7日に2019年版中国富豪番付を発表し、400人が番付入りした。馬雲氏が資産額2701億1千万元(1元は約15.5円)で前年に続いて今年も首位に立った。2位は馬化騰氏で資産額は2545億5千万元、3位は引き続き許家印氏で資産額は1958億6千万元だった。中新経緯が伝えた。

同番付によると、中国人消費者はさまざまな項目の支出が増加し、ネット消費もますます増えている。番付入りした400人の資産総額は前年比20%以上増加して、9兆1200億元に達した。今回は半分以上の人が過去1年間に資産を増やし、資産を減らした人は約4分の1だった。今年の番付入りのハードルは10億ドル(1ドルは約108.7円)だ。17年も10億ドルで、18年は8億4千万ドルに下がっていた。今年初めて番付入りした人は60人。また昨年は姿を消したが、今年再び番付入りした人もいる。

今年も馬雲氏がトップだった。馬雲氏はかつてパートナーとともにEC大手の阿里巴巴(アリババ)を創業した。少し前にアリババ会長の職を辞し、公益事業に専念するようになった。中国ではECが花盛りで、ニューヨーク証券取引所で上場したアリババも恩恵を受け、馬雲氏の資産は1年前の2387億4千万元から2701億1千万元に増加した。2位の騰訊(テンセント)の馬化騰最高経営責任者(CEO)は資産額2545億5千万元、引き続き3位となった中国恒大集団の許家印会長は資産額1958億6千万元で、2人とも順位は昨年と同じだった。

今回の番付には、ネット通販業界によって資産を増やした富豪がたくさんいる。黄崢氏はECサイト・拼多多のCEOだ。ライバルの京東と比較すると、拼多多は株式市場で優位に立ち、黄崢氏の資産額も昨年の776億3千万元から今年は1499億元に増えた。またEC関連のサービスを提供する一連の企業はかなり好調だ。たとえば物流宅配の中通快逓の頼梅松CEOは資産額が231億2千万元から325億3千万元に増えた。同社はアリババから投資を受けたこともある。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年11月7日

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