新疆和静県で湧き出る泉の水を使って養殖されたニジマスなどが人気に

人民網日本語版 2024年03月13日13:54

新疆維吾爾(ウイグル)自治区和静県で養殖されているニジマスを始めとする高級冷水魚の人気が今年高まっており、最近、成魚に成長して、収穫され、出荷のピークを迎えている。

今月12日、新疆巴州万錦水産有限責任公司の冷水魚エコ養殖拠点に足を運ぶと、ニジマスやアルビノニジマス、カラチョウザメなどの群れが養魚池で元気に泳いでいた。中国各地の消費者にできるだけスピーディに鮮度の高い冷水魚を届けるため、収穫された魚は急速冷凍された後、空輸されることになる。養殖拠点の責任者によると現在までに7万匹、約35トンの魚がすでに出荷され、売れ行きは好調という。

同養殖拠点は天山山脈の南の麓に位置し、地理的に特殊な位置で、湧き出る泉の水が豊富であるため、特に優れた自然の条件に恵まれている。天山山脈の雪や氷が解けて流れてきた質が高く、冷たい水を使って、時間をかけて養殖されているため、カラチョウザメなどの冷水魚は見た目に優れているだけでなく、身も柔らかく、口当たりにも優れている。こうした質の高い魚は地元以外に、浙江省や上海市、北京市、四川省など中国各地でも販売されている。同養殖拠点には現在、大規模に養殖できる養魚池が14ヶ所あり、主にニジマスやアルビノニジマス、カラチョウザメなどが養殖され、その生産額は年間200万元(1元は約20.5円)以上に達している。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年3月13日

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