中国の盲導犬ロボットの研究に新たなブレイクスルー

ここ数年、盲導犬ロボットをめぐる研究開発が盛んに進められているが、これまでの盲導犬ロボットは、大規模言語モデルを利用するための膨大な計算リソースを備えていなかったため、通常はクラウドサービスから、インターネットを経由して、大規模言語モデルの高度な能力を引き出すことしかできず、ロボット盲導犬の応用シーンが著しく制限されていた。

西北工業大学光電・知能研究院はこのほど、中国電信AI研究院と協力して、オフラインで動作可能なAIの応用分野でブレイクスルーを手にした。

研究チームは、オフライン大規模言語モデルを搭載した盲導犬ロボットをAI盲導シーンに応用し、人とAIのインタラクティブ交流のほか、AIによるエレベーター乗降誘導や道路横断誘導、屋内誘導などの機能を実現した。（編集KM）

「人民網日本語版」2024年3月25日