快挙！新体操ワールドカップで王子露選手が中国初の個人種目金メダル

写真提供・TEAM CHINAの公式微博(ウェイボー)

ギリシャ・アテネで開催されていた新体操ワールドカップが北京時間25日に閉幕した。中国勢は金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル2個の成績だった。個人種目別クラブでは、中国の王子露選手が32.700点で金メダルを獲得した。新体操ワールドカップの個人種目としては中国初の金メダルとなった。

王子露選手は、中国の要素が詰まった舞楽の曲「秦王破陣楽」に合わせて、しなやかで流れるような動きと、芸術性豊かな表現力による見事な演技を披露し、観客や審査員を魅了。ブルガリアの選手2人を制して、見事金メダルを獲得した。

フープを使った演技を披露する中国の王子露選手（資料写真、撮影・安源）。

パリ五輪を前に、中国の新体操は進歩を続けており、昨年の新体操世界選手権では、団体種目別5フープで優勝し、同種目で初の世界チャンピオンとなった。また、王子露選手は個人総合で10位と、同大会の個人総合では、鄧森悦選手以来、最高となる成績を収めた。また、王選手は個人種目別リボンでも5位に入り、中国人選手としては世界選手権で過去最高の成績を収めた。（編集KN）

「人民網日本語版」2024年3月26日