中国企業の約3割が今年「正社員の増員」を計画

人民網日本語版 2024年03月26日14:50

グローバル企業の転職エージェント・ヘイズが今月25日に発表した「2024年ヘイズアジア給与ガイド」(以下、「ガイド」)によると、回答した中国企業のほとんどが長期間にわたって従業員の数は変わらないとの見通しを示し、2024年の採用計画について、回答した企業の27.2%が「正社員の増員」を計画していると答えたほか、22%が「派遣・契約社員の増員」を計画していると答えた。

ガイドの調査は、中国大陸部、香港特別行政区、日本、マレーシア、シンガポール、タイの人材8525人を対象に実施された。調査データによると、世界経済が減速する中、中国企業は2024年の給与動向について控え目な予測をしており、「昇給幅が6%以下」と答える企業が増えた。昇給幅が「6%以上」と予測した企業の数は2023年に比べてやや減少したものの、「昇給なし」、または「減給」と予想した企業もやや減少した。

中国企業の予想では、昇給幅が3-6%が依然として主流となっており、40.9%が「3-6%以下の昇給」の昇給を計画していた。また、22.1%が「3%以下の昇給」と答え、19.4%が「昇給なし」と答えた。

その他、企業59.3%が「2024年賞与を支給する予定がある」と答えた。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年3月26日

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