パンダ「爽爽」が病死、人間だと100歳近い高齢 日本・神戸王子動物園
人民網日本語版 2024年04月02日15:15
中国野生動物保護協会によると、日本の兵庫県神戸市立王子動物園で飼育されていたジャイアントパンダ「爽爽(ソウソウ)」(日本名タンタン、メス、1995年9月生まれ)はここ数年、重い心臓疾患を患っていたが、最近、病状が悪化し、懸命の治療の甲斐なく、3月31日午後11時56分に息を引き取った。
専門家によると、パンダの28歳は人間では100歳近くに相当する高齢だという。今後、中日両国は、協力協定の規程に基づき、「爽爽」の遺体を適切に保管し、専門的な処置を施した後、中国に返還される予定。
「爽爽」は、2000年7月16日、ジャイアントパンダ中日共同飼育繁殖研究の目的で、神戸市立王子動物園にやって来た。「爽爽」が来園したことで、1995年に発生した阪神大震災で被災した日本の人々に希望と喜びがもたらされた。また、両国のジャイアントパンダ保護研究や技術交流、教育、そして両国国民の友好に多大な貢献を果たした。(編集KM)
「人民網日本語版」2024年4月2日
注目フォトニュース
関連記事
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn