【音声ニュース】雲南プーアール産コーヒー豆の2023年輸出量は4252トン

人民網日本語版 2024年04月11日10:45

雲南省昆明税関がこのほど発表したデータによると、2023年には雲南省普洱市で生産されたコーヒー豆の輸出量が4252トン、輸出額が1億2000万元に上り、主にオランダ、イタリア、ドイツ、フィリピン、韓国など19ヶ国・地域に輸出されたという。

中国のコーヒー栽培面積の98%、コーヒー生産量の99%を雲南省が占め、そのうち半分以上が普洱市で生産されている。同市には100年を超えるコーヒー栽培の歴史があり、全市の栽培面積は約4万5267ヘクタールに達する。北回帰線上という特殊な地理的位置により、同市のコーヒーには「濃厚だが苦すぎず、香り高いが強すぎず、ほのかにフルーティーな酸味がある」という独特の風味があり、世界中の消費者に人気となっている。

現地のコーヒー企業の業務責任者は、「新豆の収穫期にあたっていた昨年11月から現在まで、コーヒー豆の輸出が好調で、当社では600トンを輸出した。コーヒー豆の品質と生産量の向上により、今年1-3月には、受注量が前年同期の数倍になった」と話している。

「人民網日本語版」2024年4月11日

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