「ツァンザリー」や「ホードゥー」など台風の新たな国際名9つが6月6日から導入

人民網日本語版 2024年06月07日16:07

中国気象局によると、台風の新たな国際名として、下記の9つが6月6日から正式に導入された。導入されたのは、「ツァンザリー(Jamjari)」、「チンマー(Tsing-ma)」、「トケイ(Tokei)」、「オーンマン(Ong-mang)」、「アムヤオ(Amuyao)」、「コザリ(Gosari)」、「ホードゥー(Hodu)」、「ソロブル(Sarbul)」、「ルックビン(Luc-Binh)」の9つとなる。

これはアジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)と世界気象機関(WMO)台風委員会が2月27日から3月1日まで4日間にわたり、マレーシアのクアラルンプールで開催した第56回台風委員会(TC-56)において制定された新たな国際名だ。

中央気象台の首席予報員・許映龍氏によると、台風の国際名リストには140の名前が制定されており、台風が発生するたびに順次、繰り返し使用される。ただ大きな被害など、大災害をもたらした台風の名称については、誤解を避けるため、台風委員会のメンバーがリストから削除するよう要請できることになっている。また台風委員会のメンバーが、台風の名前が不適切、または差別的な意味合いが含まれていると判断した場合、削除して他の名前と置き換えるよう要請することができる。台風の名前がリストから削除された場合、その元の名前の提案国(地域)が新たな名前を提案することになる。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年6月7日

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