中国の「静音車両」高速列車が6月20日から92本に

人民網日本語版 2024年06月07日16:46

中国鉄道当局は、「静かな車内環境」を求める乗客専用の「静音車両」を設置している高速列車の数が今月20日から20本増えて、92本になることを明らかにした。中国新聞網が報じた。

鉄道当局によると、2020年12月から、北京市と上海市を結ぶ「京滬高速鉄道」や四川省成都市と重慶市を結ぶ「成渝旅客専用線」において、「静音車両」が試験的に導入された。その後、北京市と広東省広州市を結ぶ「京広線」や重慶市と河南省鄭州市を結ぶ「鄭渝高速鉄道」、北京市と黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市を結ぶ「京哈高速鉄道」、上海市と雲南省昆明市を結ぶ「滬昆高速鉄道」、陝西省西安市と成都市を結ぶ「西成高速鉄道」などでも徐々に導入され、旅客の間で好評となっている。高速鉄道の運営とサービスの質をさらに高め、旅客の乗車体験を向上させるべく、鉄道当局は高速列車資源を統一して運用し、「静音車両」を導入する列車を継続的に拡大している。

今回は、「京広線」や「滬昆高速鉄道」、貴州省貴陽市と広西壮(チワン)族自治区南寧市を結ぶ「貴南高速鉄道」などの高速列車20本に「静音車両」を新たに導入した。また中国大陸部と香港特別行政区を結ぶ高速列車4本も含まれている。このようにより多くの旅客が「静音車両」を選んで快適な移動を体験することができるようになっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年6月7日

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