世界のアニメ関連グッズの4分の1を生産する広東省東莞市

人民網日本語版 2024年06月12日14:24

爆発的人気となり、売切れ続出となった北京冬季五輪の公式マスコットキャラ・氷墩墩(ビンドゥンドゥン)から、中国では「餃子の皮」みたいと話題になったカタールのFIFAワールドカップのマスコット「ライーブ」、宇宙飛行士と共に宇宙を旅したマスコット「吉祥竜」などのマスコットのほか、中国のアートトイの約85%、アニメの関連グッズの世界の4分の1が広東省東莞市で生産されている。アートトイ産業は、東莞市がトレンディ文化を構築するための重要なキャリアーとなっている。

「アートトイの都」である東莞市で生産されているのは玩具だけではない。「氷墩墩」や「ライーブ」が「東莞製」と言うなら、海外で大人気となっている中国発のメカフィギュア「摩動核(Motor Nuclear)」、都市スピリッツの代表である「ローラー」は、東莞のオリジナル作品ということができるだろう。

東莞市には玩具メーカー4000社以上のほか、川上・川下企業が約1500社ある。アートトイセンターでは広さにして5平方キロメートル、車で移動する場合は約15分ほどのエリア内で、デザインからサンプル作成、生産、販売までの全てのサービスが提供されている。

(編集KN)

「人民網日本語版」2024年6月12日

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