【音声ニュース】国際協力により28年間で31頭のパンダの繁殖に成功

中国ジャイアントパンダ保護研究センターは11日、メディア向けプレスブリーフィングを開き、同センターは1996年から現在に至るまで、15ヶ国17機関と国際協力を展開してきたことを明らかにした。また協力の過程で、パンダの飼育と繁殖、病気予防、野生復帰、人工保育といった面で、重大なブレイクスルーを実現し、多数の論文と専門書が発表されてきた。

現時点で、国際協力を通じて繁殖に成功したパンダは31頭で、うち23頭が中国に返還された。四川省の中国ジャイアントパンダ保護研究センター・臥竜神樹坪基地では、今年4月に韓国から返還された「福宝」のほか、マレーシアから返還された「昇誼」、米ワシントンのスミソニアン国立動物園から返還された「泰山」、「宝宝」、「小奇跡」、サンディエゴ動物園から返還された「珍珍」、「蘇琳」の7頭が暮らしている。7頭は「福宝」と同様、飼育チームから細やかな世話を受けており、元気に過ごしているという。

「人民網日本語版」2024年6月14日