中日青年友好交流会が北京外国語大学で開催

人民網日本語版 2024年06月27日16:17

今月25日午前、日中友好協会大学生代表団が北京外国語大学を訪問し、同校の大学生と対面で交流した。人民網が報じた。

挨拶する北京外国語大学日本語学院の院長を務める、日本学研究センターの周異夫主任(撮影・趙雯博)。

挨拶する北京外国語大学日本語学院の院長を務める、日本学研究センターの周異夫主任(撮影・趙雯博)。

北京外国語大学日本語学院の院長を務める、日本学研究センターの周異夫主任は日本の大学生に、同校の日本語学科の状況を説明し、「北京外国語大学の学生たちは、日本語を勉強して、日本のことを勉強し、研究して、卒業後は中国と日本の友好交流のために、頑張っている。今日は、まず友達になって欲しい。それが一生の宝になる」と語った。

挨拶する日中友好協会の副会長を務める、茨城県日中友好協会の川津隆会長(撮影・趙雯博)。

挨拶する日中友好協会の副会長を務める、茨城県日中友好協会の川津隆会長(撮影・趙雯博)。

日中友好協会の副会長を務める、茨城県日中友好協会の川津隆会長は、今回の日本大学生代表団の団長としてメンバー100人と共に7日間にわたる中国訪問交流に参加している。川津会長は挨拶の中で、「今日、北京外国語大学において、日本の大学生92人と、中国の大学生80人が一堂に会した。出会ったことで、新たな発見をし、新たな変化を経験するだろう。両国の大学生が友好交流から友情を深め、絆を結んで、日中友好の信念を代々伝えていくことを願っている」と語った。

和やかな雰囲気で進められた交流会(撮影・趙雯博)。

和やかな雰囲気で進められた交流会(撮影・趙雯博)。

グループディスカッションに参加した中日の大学生(写真提供・北京外国語大学)。

グループディスカッションに参加した中日の大学生(写真提供・北京外国語大学)。

中日青年交流会は、「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」を合唱し、始まった。そして、学生たちは6つのグループに分かれて、グルメや観光、仕事、結婚、育児といった、中日の大学生が関心を寄せる話題をテーマにしてディスカッションを行った。その後、中日の大学生は北京外国語大学のキャンパスを見学した。

ディスカッションの感想を発表する大学生(撮影・趙雯博)。

ディスカッションの感想を発表する大学生(撮影・趙雯博)。

北京外国語大学の大学院修士1年生の陳黙林さんは、交流会で日本の大学生について新たな認識を得ることができたとし、「中日間には、使用する言語文字や背景となっている文化などの面で、共通点があることを発見でき、みんなとても喜んでいた。また私は交流する時、礼儀のため敬語を使っていたが、日本の大学生はそれほど気にしていないみたいで、ほとんど話し言葉を使って交流していた。それは、失礼なことではなく、親友のように私たちと交流し、会話してくれているということだ。そのような姿を見て、日本の若者は、気を遣ってよそよそしく、距離を置いて人付き合いするという堅苦しいイメージとは違うことが分かった」と話した。

北京外国語大学のキャンパスで記念写真を撮影する中日の大学生(写真提供・北京外国語大学)。

北京外国語大学のキャンパスで記念写真を撮影する中日の大学生(写真提供・北京外国語大学)。

早稲田大学国際教養学部1年生の勝亦航太さんは、今回の感想について、「歴史とグルメが大好き。今回の交流を通して、中国は本当に大きくて広いと実感した。地域ごとに特色と魅力があり、各地方の魅力が一つの国に詰まっていて、本当に素晴らしい」と話し、「中国のどこに旅行に行きたいか」という質問に対しては、「中国のグルメが大好きで、特に、辛い物が好きなので、是非四川に行ってみたい。美食巡りがしたい」と語った。

今回、日中友好協会大学生代表団は、中国人民対外友好協会と中日友好協会の招きを受け、中日両国政府の「青少年交流の強化に関する覚書」の枠組み下で、中国を訪問して交流を行っている。北京市のほか、陝西省や上海市なども訪問して、中国の大学生と友好交流を展開したり、中華伝統文化を体験したりして、中国の経済と社会の発展の成果に対する理解を深めることになっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年6月27日

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