2023年中国の対外貿易海運量、世界の3割超

人民網日本語版 2024年06月28日14:20

2024年海のシルクロード港湾国際協力フォーラムが27日に浙江省寧波市で行われ、その中で「中国港湾運営分析報告(2024年)」が発表された。

同報告によれば、新型コロナウイルス感染症パンデミック後、グローバル経済が引き続き緩やかな回復段階にあり、グローバル貿易が回復しつつあるところだ。23年の世界の海運量は前年比3.0%増となった。うち「中国要素」のはたらきが目立った。23年に中国の対外貿易海運量が世界の海運量に占める割合は、前年比2.2ポイント上昇の30.1%になった。

国民経済が全体として回復好転する状況が、中国の沿海港湾の処理能力の急速な伸びを支えた。地域別の実行ベース処理能力を見ると、成長の原動力にはエリアごとに違いがあるが、全体的な発展構造は相対的な安定を維持し、長江デルタ地域の沿海港湾の処理能力は40%を占め、引き続き各エリアの中でトップだった。港湾の発展状況を見ると、23年には中国沿海に2億トン以上の規模の港湾が計23ヶ所あり、通年の実行ベース処理能力は同5.9%増の108億トンに達した。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年6月28日

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